平成16年9月完成
工事紹介 [ 公共事業 ]
本陣の創意工夫が評価され、名古屋市緑政土木局より「徳川園整備工事」が優秀工事として表彰されました。
1.対象工事の概要
設計担当所属 発注者 |
緑地施設課 名古屋市 緑政土木局 |
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監督担当部署 | 東土木事務所 | |
1)件名 | 徳川園整備工事 | |
2)場所 | 東区徳川町地内 | |
3)工事費 | 金201,527,550円 | |
4)工期 | 平成15年8月9日~平成16年9月30日 | |
5)工事概要 | 東区徳川園での造園工事。(整備0.61ha) | |
敷地造成 | 1式 石積20m | |
植栽 | 高木24種148本 中低木40種5,170本 地被類18種16,209株492㎡ | |
給排水設備 | 水栓4か所 管路250m 桝17か所 管渠174m | |
電気設備 | 照明灯7基 管路795m | |
園路広場 | 舗装577㎡ 緑石214m 橋4基 | |
修景施設 | つくばい1基 灯ろう2基 竹垣46m 防水653㎡ 石敷1,136㎡ 護岸114m 石組み413t 滝2か所 |
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管理施設等 | 門扉2基 藤棚1基 舟小屋1基 |
2.優秀工事となった理由(緑政土木局発表)
本工事の主たる工事箇所は、住宅都市局が同時期に発注したビジターセンター建築工事(観仙楼 建築面積:659.34㎡、延床面積:968.30㎡)に隣接する箇所であり、建築仮設の設備等多くの区域で工事の重複があった。建築外構を含む本工事においては、限られた工期の中で、先行させる建築工事との工程調整に心血を注ぐとともに、高低差のある悪条件の下で安全確保に努め発注意図を十分に理解した工事施工に邁進した。
特に、「龍門の瀧」施工にあたっては、東京都新宿区の尾張徳川家江戸下屋敷跡から発掘された龍門の瀧遺構の石材を用いる中で、設計の意図を良く理解し、その歴史的価値と魅力を余すことなく引き出すことにより、その再現に努めた。